こんにちは、パレ鯖編集部の黒羽 華蓮です!

黒羽 華蓮(@I_love_Nyantan)
マイクラ歴は約10年、建築・探検・作業となんでもござれのオールラウンダー。 マイクラ以外にも麻雀とTRPG、野球観戦、音楽鑑賞が大好き!
ダンジョンに置いてあるチェストを開けるときってワクワクしますよね。そのダンジョンでしか手に入らないアイテムや貴重な装備がたくさん!
しかし、チェストの中身が豪華になればなるほどダンジョンの難易度は高くなるというもの……中でも、高難易度かつ報酬が豪華なのが「古代都市」です。

古代都市って暗くて雰囲気も怖いから、苦手な人も多いはず……。
そこで今回は、初心者向けの基本的なことから熟練者のためになる豆知識まで、古代都市の探し方と探索のコツを解説したいと思います。
古代都市を完全攻略して、貴重なアイテムを手に入れる冒険にいざ出発しましょう!
まずはディープダークについて理解しよう。



マインクラフトの古代都市について触れる前に、古代都市と切っても切り離せない「ディープダーク」について解説していきますね。
ディープダーク
ディープダークとは、y座標がマイナスのところにしか生成されない地下バイオームです。
古代都市はこのバイオームの中にしか生成されないので、古代都市を探す場合はまずはこのバイオームを探す必要があります。
ディープダークの最大の特徴は、ここにしか生成されない「スカルク」のブロックが洞窟に侵食していること。
地下探索をしているときに、黒に近い青緑色のブロックに侵食されたエリアを発見したら、それがディープダークバイオームです。
ディープダークバイオームでは、モンスタースポナーなど一部のケースを除き、後述する「ウォーデン」以外のMOBがスポーンしません。
また、ヒカリゴケが生成されないため光源が乏しく、スカルクの色合いも相まって、ディープダークという名前の通り非常に暗い空間になっています。
浸食する「スカルク」
ディープダークバイオームは5つのスカルク系統のブロックで構成されています。


左から順に、もっとも基本的なブロックである「スカルクブロック」、ブロックの側面に張り付く「スカルクヴェイン」、周囲で発生した経験値を吸収して新たなスカルクを生み出す「スカルクカタリスト」、音を感知する「スカルクセンサー」、最強の敵モブ「ウォーデン」を召喚する「スカルクシュリーカー」の5種類が存在します。
スカルク系統のブロックの適正ツールは「クワ」。どのブロックも普通に壊すと経験値をドロップするため、回収にはシルクタッチのエンチャントが必要になります。
最強の敵「ウォーデン」
ディープダーク内の洞窟と古代都市にしか湧かないMOB「ウォーデン」は、ディープダークの象徴的存在であり、古代都市攻略の難易度を高めている脅威のモンスターです。
ウォーデンは通常にスポーンすることはありません。スカルクセンサーがプレイヤーの足音などを感知し、近くにあるシュリーカーに信号が送られることで地中から召喚されます。


古代都市が高難易度ダンジョンというのはこのウォーデンの強さに原因があります。
というのもこのウォーデン、体力が500とエンダードラゴンの2.5倍の体力を持ち、攻撃力も一撃でプレイヤーを倒しかねない超火力近接攻撃、超射程+壁貫通で高威力の衝撃波を飛ばしてくるとんでもない化け物なんです。
古代都市を探索に挑むには入念な準備とウォーデンの対策が必須になります。
マインクラフトの「古代都市」とは?
それでは本題。「古代都市」について解説していきます。
古代都市は、バージョン1.19のアップデートで追加された比較的新しいダンジョンです。
ディープダークがそもそもマイナス座標にしかなく、古代都市があるのはその深層。しかもディープダークに必ず生成されるわけでもないので、発見がとても難しくなってます。
古代都市の特徴として、真っ先に目を引くのがこの中央にそびえたつ巨大なウォーデン像でしょう。


そのウォーデン像を中心に、約220ブロック四方まで空洞が広がり、構造物が配置されています。マインクラフトの世界で最大級クラスのダンジョンですね。
光源が乏しいためとても暗いですが、大きく開けているので地下ダンジョン特有の狭苦しさは感じないと思います。



そのおかげで敵に遭遇して逃げる際などエリトラと花火を使って反対側まで緊急脱出!なんてこともできますね。



うん。ただ、暗くて前が見えずに壁に衝突……なんてことも古代都市だとあるあるだから、油断は禁物だよ。
古代都市の中には大小さまざまな建造物があり、その素材には深層岩の加工ブロックと羊毛ブロック、トウヒの木材などが主に使われていて、部分部分がスカルクによる侵食を受けています。
建造物の種類もさまざまなものがあり、「お墓」や「見張り台」、氷ブロックが設置された「冷蔵室」のような部屋が生成されることがあります。


そして、その生成される建造物の多くに報酬の入ったチェストが配置されています。


もっとも特徴的な建造物は、ウォーデン像の下にある「秘密の部屋(隠し部屋)」でしょうか。
中に入るにはギミックを発動させる必要があり、像の前にあるチェスト内の金リンゴを特定の位置で食べると音の信号が送られて、隠し扉が開く仕組みになってます。



その「特定の位置」というのがここ!
(矢印ブロックで指してみました)





ピンクの矢印ブロックの手前に、他と違う模様のブロックがあるのがわかるでしょうか?
この上で音を立てると隠し扉が開くようになってます。


ギミックを発動させた場所より手前の、一つ下の段にあります。



上手く装置を起動させられると、レッドストーン回路によってブロックが動き、隠し扉が開きます。
秘密の部屋の中はレッドストーン装置の実験施設? のようになっています。




どれも簡易的なものですがさまざまなレッドストーン装置が配置されています。プレイヤーにとっても回路を理解するためのチュートリアルのような参考になる場所でしょう。



古代都市にはこの実験施設の他にも古代人の生活が感じられる建物が多々あります。
ウォーデン以外のMOBが沸かないこの場所で古代人たちはどんな暮らしをしていたんでしょうね。
あるいは何か原因があって「ウォーデンしか湧かなくなってしまった」のか……。



謎は深まるばかりですね。
そもそもウォーデンがどんな存在なのかもアバウトにしか語られてませんからね。考察勢は大歓喜のダンジョンです。
古代都市の見つけ方
古代都市はそもそも見つけることが難しいとダンジョンです。ここでは古代都市の見つけ方を解説していきます。
1. ディープダークバイオームを探す
古代都市を見つけるには、まず深層岩の層にあるディープダークを探す必要があります。
古代都市はディープダークの中に生成され、そのディープダークは山岳バイオームの地下に生成されます。
なのでまずは地上で山岳バイオームを探しましょう。
山岳バイオームを見つけたらY座標−1(マイナス1)以下の洞窟まで下りて行きます。
ディープダークはY座標0〜岩盤の高さに生成されるので、その高さにスカルクブロックが存在していることがディープダークである目印となります。
洞窟のどこにもスカルクブロックがない場合、周囲に古代都市は存在しないということなのでまた別の山岳バイオームを探すところからリスタート。
逆にスカルク(ディープダーク)を見つけられたら、その近くに古代都市が存在している可能性が出てきます。



ディープバークバイオームがあっても必ず古代都市があるわけでない、というのが古代都市の発見を難しくしているところですね……。
古代都市が生成される高さはY座標-40〜-50あたり。ディープダークを見つけたらその高さまで降りてみて、あたりをくまなく探してみましょう。
2. コマンドを使用する方法
チートが有効な場合、コマンドを使用して古代都市を簡単に見つけることができます。
Java版のコマンド:
/locate structure minecraft:ancient_city
統合版のコマンド:
/locate ancientcity
3. シード値を利用する方法
世界のシード値がわかっている場合、外部ツールを使用して古代都市の座標を特定できます
外部ツールサイトの使用を縛っていないのならば『CHNNK BASE(チャンクベース)』などのウェブサイトから古代都市等のダンジョンの座標を特定することができます。
▶︎CHNNK BASE(外部サイト)
この方法なら、チート機能やコマンドを使うわけではないので、実績解除に支障をきたすことなく効率的に探すことができます。
チャンクベースの使い方としては、まずはマインクラフトのワールドに入って、tキーでチャットを開いて/seedと入力、実行することで入ってる世界のシード値を表示することができます。
そのシード値とあなたのマイクラのバージョン、探したい構造物(古代都市:ancient city)をチャンクベースに入力してすると場所を調べることができます。



海外サイトだけどシンプルな設計だし、求められている要素は少ないから誰でもカンタンに使えるはず!
古代都市探索のコツ
必要な装備



古代都市探索にあたって、特に持っていくべき装備を紹介したいと思います。
クワ(必須級)
古代都市に大量生成される「スカルク」「センサー」「シュリーカー」「カタリスト」などの適正ツールであるクワを持っていくと、探索しやすくなります。
スカルク系のブロックはそのまま壊すと経験値になるので、ブロックとして持ち帰りたい場合は際はシルクタッチのエンチャントをつけておきましょう。
大量の羊毛ブロック(必須級)
羊毛ブロックは設置しても、その上を歩いても音がなりません。さらに、羊毛ブロックを壁にすると音を遮断する効果もあります。ウォーデン対策にたくさん持っていって損はないでしょう。
暗視のポーション(あると便利)
古代都市には大きく開けており、「魂のランタン」などの光源も存在していますが、かなり暗くなっています。
なので光源が必要になりますが、松明の設置は音が鳴ってしまい、ウォーデンを呼び起こすリスクになってしまうので、暗視のポーションを用意しておくと安全に探索しやすくなるでしょう。



必須ではないですがあるとかなり探索がしやすくなります。ただしウォーデン召喚時などの「盲目」には効かないので注意が必要です。
エリトラと花火(あると便利)
山岳バイオームを探す際にも地上を飛んで探しやすくなりますし、古代都市の中でももしウォーデンを呼び覚ましてしまった際の緊急脱出手段として持っているといいかもしれません。



古代都市はものすごく広いので、飛んでいるときに柱などに激突して死んでしまうと、見つけるのがすごく困難になります。
ロストする可能性もあるので利用は慎重に。
スニーク速度上昇付きレギンス(あると便利)
「スニーク速度上昇」のエンチャント本は古代都市のチェストからでしか手に入らないため使えるのは2つ目以降の攻略からですが、スニーク移動が基本の古代都市内ではスニークの移動速度が上がるだけでかなりストレスフリーに探索することができます。
雪玉(余裕があれば)
投擲アイテムはシュリーカーを起動させてしまうリスクがありますが、もしウォーデンを湧かせてしまった時には雪玉を投げた着弾点で音が鳴ることによって、そっちへ誘導することができます。
ただしウォーデンがすでにこちらを追いかけている時には効果がありませんし、こちらに気づいていない時でも、投げすぎるとプレイヤーの位置を逆に探知されてしまいます。過信はNGです。



これだけ揃ってたら準備万端!忘れ物はないかな?



センサーのそばで食べたり飲んだり、羊毛以外のブロックを設置する時は音が鳴るから周囲に気を付けてね
ウォーデン対策
古代都市の唯一にして最大の脅威であるウォーデン。その対策方法についても触れておきます。
1. スカルクシュリーカーの起動を最小限に抑える
ウォーデンの対策として、まずウォーデンを湧かせないことです。
ウォーデンが沸く起点となるのがスカルクセンサーです。センサーが発する信号を近くにあるスカルクシュリーカーがキャッチすると独特な叫び声を上げます。このシュリーカーが3回起動すると近くにウォーデンが召喚されます。
具体的な仕様は以下のとおりです。
- 3回目のシュリーカー起動でウォーデンが出現する3アウト制
- 一度ウォーデンを召喚させてしまうと、それ以降は1回のシュリーカー起動でウォーデンが出るようになる
- 現実時間で10分間シュリーカーが起動せずに時間経過すると、1回分リセットされる



ちなみにシュリーカーの上に乗ったら問答無用で1発アウト!ウォーデンが湧いちゃうから注意が必要です。
探索上どうしてもシュリーカーが起動してしまう場面があるのでウォーデンを完全回避はできませんが、可能な限り召喚数は抑えたいところですね。
2. 常にスニーク移動を心がける
スカルクセンサーはプレイヤーの徒歩の音にも反応します。ウォーデンを湧かせないために、常にスニーク状態で移動することを心がけましょう。
周囲にスカルクセンサーやシュリーカーがないように見えても壁越しに反応してしまうこともあるので、油断は禁物です。
ただ、広い古代都市をShiftキーを押しっぱなしで探索するのはしんどいですよね。そこでオススメなのがスニークと普通の歩行をキー1つで切り替えられるように設定することです。
ゲームメニューを開き→『設定』→『アクセシビリティ設定』を開くと、デフォルトで『スニーク:固定』とあります。
そこをクリックして、『スニーク:切り替え』にすると、1回押すだけでスニーク状態、もう1回押して解除ができるようになります。
これなら押しっぱなしにする必要がなくなり、スニーク状態の維持が楽になります。





これがデフォルトの状態。左下のスニークの項目は『固定』。
これだとShiftキーを離すとスニーク解除されちゃうよ。





『スニーク』を一回クリックすると『スニーク:切り替え』になるよ。こっちはShiftキーを1回押せばスニーク状態をキープ、もう一回押すとスニーク状態を解除することができるんだ。
3. 羊毛ブロックで音を遮断する
羊毛ブロックを置いて音を遮断するのも有効な対策の1つです。
スカルクセンサーが起動するとき、音の発生源(例えばプレイヤーの足)などから信号がセンサーに飛ばされるのがわかると思います。
この発生源とセンサーの間に羊毛ブロックがあると羊毛が吸音してセンサーまで届きません。
チェストを開けるときやブロックを壊さなければならない時などは羊毛ブロックで覆いましょう。



音源とセンサーの間に置いたつもりでも壁に埋まってたり、完全に防げてなかったりするから気を付けて!
4. 最後は逃げるが勝ち
最後に、どうしてもシュリーカー起動せざるを得ない場面や、意図せず起動させてしまうこともあることでしょう。
その時のために逃げ込む場所をあらかじめ決めておいて、そこまでの逃げ道を確保しておきましょう。3回目が起動してもウォーデンが湧くまでに時差があるので、その隙に全力で逃げましょう。
最終手段として、エリトラと花火を使って緊急離脱するのも手ですが、シュリーカーを起動させたということは暗闇状態のデバフが付与されてるので壁に衝突したり、着地にミスって溶岩に突っ込むリスクもあります。古代都市は広いので全ロスのリスクも高いです。
飛ぼうにも飛びにくい場面もあると思うので、エリトラを使う場合でも自分の足で逃げられる技術は身につけておきたいですね。
効率的な探索方法
探索のスタート地点は見晴らしのいいウォーデン像から中心に探索するのがいいでしょう。
暗視のポーションがあればそれを飲んで、高い所から全体を見下ろしてみてください。
古代都市に生成されるチェストの多くはむき出しなものが多いので、周辺のシュリーカーとともに位置をチェックしておくと探索しやすくなります。
通路の羊毛を利用して安全な導線を確保しつつ、シュリーカーを起動させないことを重視して進みましょう!



地面からでは目視しにくい建造物の上や壁の裏のシュリーカーを高い位置から確認するようにしましょう!
見えない場所は特に気付かずにうっかり起動させてしまいがち。気をつけて!
まとめ
冒険も醍醐味の一つのマインクラフトというゲームで、古代都市を見つけて探検することはマインクラフターの一つ大きな目標となるでしょう。
鍛冶型やレコードのかけらなど、ここにしかない貴重な報酬を求めて、この記事の情報をもとに危険と隣り合わせのスリル満点な探索を楽しんでみてくださいね!
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