こんにちは、たこちです。
突然ですが、あなたはマイクラの絵画って何種類あるか知ってますか?
んーと、全部で30種類くらい?
絵画はもともと26種類でしたが、1.21アップデートで20種類が追加され、全部で46種類になりました。
今回は46種類の絵画をサイズ別に分け、ドットになる前のオリジナル絵、元ネタまでまとめてみました。
1.21で追加された新しい絵画は、まだ情報が少なく、元ネタもわからないものが多いのです。
そのため想像や考察が交じえた解説になりますが、ぜひ、最後まで楽しんでいってもらえると嬉しいです。
1×1の絵画一覧(全8種類)
まずは絵画の中でも一番小さなシリーズ、1マスの大きさの絵画を見ていきましょう。
Kebab(ケバブ)
名前の通り、ケバブを描いた絵画です。
マイクラの絵画には全て、クリストファー・ゼッターストランドという人がMinecraftのために描いた元絵があります。
1×1の小さな絵画だと何が描いてあるかわかりづらいですが、元絵を見ればハッキリ分かりますよ。
Albanian(アルバニアン)
帽子を被ったアルバニア人の男性がこちらを向いて立っている絵です。
背景が砂漠っぽいですが、アルバニアには砂漠はほとんどなく、雪山だらけだそうです。
もしかするとアルバニアから別の場所にやって来たアルバニア人を描いた絵なのかもしれませんね。
Aztec
元ネタは、洋FPSの『カウンターストライク』のマップ「de_aztec」を自由視点モードで眺めた風景だそうです。
これに限らず、マイクラの海外にはゲームが元ネタなものがけっこう多いです。
Aztec2
こちらも洋FPSの『カウンターストライク』のマップ「de_aztec」を自由視点モードで眺めた風景が元ネタ。
Bomb(ボム)
みたび『カウンターストライク』が元ネタ。マップ「de_dust2」を自由視点モードで眺めた風景。
マイクラ開発陣カウンターストライク好きすぎだろ。
元絵のタイトルは『Target successfully bombed』。日本語訳は「ターゲット爆破成功」。
Plant(プラント)
2つ並んだ鉢植えの静物画です。
元絵のタイトル『Paradisträd』は、スウェーデン語で「Paradise tree(楽園の木)」という意味。
スカンジナビアでよく絵のタイトルにされる名前だそうです。
Wasteland(ウェイストランド)
タイトルの『wastland』とは荒地のこと。その名の通り、窓からどこかの荒野を眺めた風景画です。
マイクラの絵画だと小さくてわかりにくいですが(というか完全にわからないですが)、実は窓枠にウサギがいます。
Meditative(メディテイティブ)
1.21で追加された新しい絵画。
タイトルの『Meditative』とは「瞑想的な」という意味の言葉です。
絵画には青空の下に咲く一輪のバラが描かれています。
元ネタはおそらく、「ポピー」が実装される前にあった「バラ」でしょう。
1×2(2マス縦向き正方形)の絵画一覧(3種類)
Wanderer(ワンダラー)
Wandererとは「放浪者」のこと。描かれているのは、杖を持った黒服の男性。
元ネタはドイツ・ロマン主義の画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの油彩画『雲海の上の旅人』です。
Graham(グラハム)
元ネタは、洋ゲー『KIng’s Quest』のプレイヤーキャラクター「グラハム王」。
Prairie Ride(プレーリーライド)
1.21で追加された新しい絵画。「プレーリー(prairie)」とは草地、牧草地のことです。
2×1(2マス横向き正方形)の絵画一覧(5種類)
pool(プール)
プールで水浴びをしている数人の男女の絵です。
Bonjour monsieur Courbet(ボンジュール ムシュー クールベ)
謎に白い+ドットのせいで絵が荒いのでわかりづらいですが、特徴的なヒゲを生やした男性が挨拶を交わしている様子が描かれています。
画面から顔を遠ざけて目を細めると、いくらか輪郭が見えやすくなりますよ。
元ネタはフランスの画家、ギュスターヴ・クールベの『こんにちはクールベさん(Bonjour Monsieur Courbet)』。
sunset(サンセット)
『sunset』というタイトルの通り、日没時の山岳を描いた風景画です。
Sea
山を写した写真と花が置いてある窓台越しに、山と湖を描いた風景画です。
僕は元絵を見るまで、窓の向こうからカメ?か何かが顔を覗かせている絵だと思ってました。
Creebet
『Sea』のセルフオマージュ。
花が撤去され、代わりにクリーパーが窓の向こうから顔を覗かせています。
実際のマイクラだとめっちゃ焦るシーンだ。
2×2(4マス正方形)の絵画一覧(8種類)
March(マッチ)
キューブ城のろうそく?にマッチで火を灯す男の人の腕を描いた絵画。
2×2くらいの大きさになってくると、元絵を見なくても、だいたい何が描かれているのかわかりやすくなってきますね!
まさか元絵の炎もピクセルで描かれていたとは……。
Bust(バスト)
タイトルの『bust』とは胸や上半身のこと。
絵画には、炎に囲まれた鏡像が描かれています。『Macth』と同様、元絵の炎がピクセルなのがポイント。2つの絵には何か関係性があるのでしょうか。
Stage(ステージ)
洋ゲー『Space Quest I』のワンシーンが元ネタだそうです。
ちょっとわかりづらいですが、よく見ると真ん中と左に『KIng’s Quest』のグラハム王がいます。
え、これどういうシーン?
立ってるグラハムと、岩の上でくたばってるグラハムがいるけど。
んー、原作のゲームにあるシーンのオマージュなのかもね。僕が調べた限りではそこまではわからなかったなあ。
Void(ヴォイド)
タイトルの『void』とは、「空っぽの・役に立たない・空間・すき間・喪失感」のこと。絵画では奈落のような場所に向かって祈りを捧げる天使が描かれています。
ちなみに右下に見える炎はまたもやピクセル化された炎です。
2×2の絵画はピクセルが多いですね。
Skull And Roses(スカルアンドローゼズ)
タイトルの通り、月明かりに照らされる青白い頭蓋骨と赤い花(バラ)が描かれています。
マイクラ絵画の中では珍しく、元絵とかなり違うデザインになっています。
Wither(ウィザー)
タイトルの通りウィザーの召喚方法を描いた絵画。マイクラ絵画には珍しく、元絵がない作品です。
Baroque(バロック)
1.21で追加された新しい絵画です。
タイトルの『Baroque(バロック)』とは16世紀末〜18世紀にかけてヨーロッパに流行した芸術様式のこと。
均整と調和のとれたルネサンス様式に対し、自由な感動表現、動的で量感あふれる装飾形式が特色……だそうなのですが、この絵画は静的ですね。
美術に詳しい方がいたら、コメントで解説していただけると嬉しいです。
Humble(ハンブル)
1.21で追加された新しい絵画。タイトルの『Humble』とは「謙虚」という意味です。
2人の村人とその住居が描かれています。特に自己主張することもなく、慎ましやかに小さな村での暮らしを営む彼らは確かに「謙虚」なのかもしれません。
四六時中ハァンハァンうるさくて、建築の邪魔してきて、真昼間っから公衆の面前でイチャイチャしだして、寝てる時でも近くに食べ物が落ちたら飛び起きてに行くような拾いに行くこいつらが……謙虚?
……せっかくいい感じの解説できたんだから邪魔しないでください(泣)
4×2(8マス横向き長方形)の絵画一覧(5種類)
Fighters(ファイターズ)
タイトルの通り、ピクセル化された2人の格闘家が対峙している絵画です。
元ネタは『International Karate+(インターナショナル カラテ+)』というイギリスのゲームから。
ずっとストリートファイターが元ネタだと思ってたよ。
Changing(チェンジング)
1.21で追加された新しい絵画。
タイトルは「change(変化)」の進行形ですね。
絵画の真ん中に、左に向かって前傾している人物がいます。
木々などの自然が広がる場所(右側)から、暗雲立ち込める暗い場所(左側)に進んでいるように見えますね。
燃え盛る炎も含め、不穏な雰囲気ですね。彼の人生の転機となったものとは一体……。
絵画の情報を集めるために「minecraft wiki」さんを参考にさせていただきましたが、1.21で新しく追加された絵画はまだそちらにも載ってない状態でした。
そのため『changing』絵画の詳細は今のところわかりません。今はまだ少ない情報から考察するしかない状態です。
Finding(ファインディング)
1.21で追加された新しい絵画。
しゃがんで何かをしている人物が描かれています。
『Finding』というタイトルからして、何かを探しているのでしょうか。
Passage(パッセージ)
1.21で追加された新しい絵画。
タイトルの『Passage』とは「通路」のことです。
白い枠のある通路で邂逅(かいこう)する巨大な生物と人間?が描かれています。
左側のヤツ、よく見ると「よっ!」って手をあげてるな。見た目によらず意外とフレンドリーなのかも。
右の人はシルエット的に女性に見えますね。
Lowmist(ローミスト)
1.21で追加された新しい絵画。右側に山脈のようなものが描かれていますが、左側には逆向き?に見える突起もあり、ただの風景画と判断するのは難しそうな感じです。
タイトルは「Low(低い)」+「mist(霧)」でしょうか。こちらもイマイチよくわからないですね。
3×3(9マス正方形)の絵画一覧(8種類)
3×3の絵画は全て1.21で追加されたものです。現状、それぞれの絵画の元ネタや、オリジナル絵はまだわからない状態です。
1.21で追加された絵画、全体的に暗いイメージだけどオシャレなのが多いよな。美術館の建築とかにも使えそうだぜ。
Bouquet(ブーケ)
タイトルの『bouquet』ブーケはのこと。その名の通り絵の中央に大きが花束があります。
その左下には人物が描かれていますね。白い服の女性は、もしかするとウェディングドレスを着ているのかも。
これ、白い女の人がどうなってんのかわからないけど、ブーケが逆に女の人を投げてたら面白いよな。
まずい。……そのようにしか見えなくなってきた。
Cavebird(ケイブバード)
「cave」は洞窟のこと。「bird」は鳥。その名の通り、絵画には絶壁に沿って飛ぶ鳥の姿が描かれています。
右下にあるのはおそらく洞窟なのでしょうが、やたらドットが荒いですね。もしかするとこの部分は、2×2サイズの絵画によく見受けられたピクセル画になっているのかもしれません。
Cotan
これはちょっと難解な絵画でした。タイトルの『cotan』とは、三角関数において、「直角三角形の対辺に対する隣辺の比のこと(cot)」でもあり、衣類などに使われる素材の「コットン」でもあります。
ただ、絵画を見た感じ、どちらとも関連しそうにないんですよね。角張った部分が多いデザインなので、意味的には前者に近い気もしますが、果たしてどういう意図での「cotan」なのでしょうか。
意味深に描かれている金リンゴ、きらめく金のスイカも気になります。
早く公式情報が知りたい絵画ですね。
Endboss(エンドボス)
タイトルの『End boss』とはラスボスのこと。
この絵画も何かのゲームが元ネタなのでしょうか。
Fern
タイトルの『fern』はシダ(植物)のこと。タイトルのまま考えるなら、シダ植物が生い茂った場所を描いた風景画でしょうか。奥に描かれた炎は焚き火なのか。火事なのか。
Owlemons
タイトルの通り、「Owl」=フクロウと「Lemons」=複数のレモンが描かれた絵画ですね。
個人的にちょっと怖いです。(ギョロ目苦手)
Sunflowers(サンフラワーズ)
タイトルの通り、たくさんのヒマワリ(sunflower)が描かれた静物画です。右奥に隠れている絵画はゴッホの『ひまわり』でしょうか。黄色の花びらも見えますし、背景と床の色がそのままですね。
Tides(タイツ)
タイトルの「Tides」とは潮汐。つまり潮の満ち引きのこと。
これは推測になりますが、絵画の中央でうずくまっている少年は、潮の満ち引きが感じられるほど長い間、同じ場所にいたのかもしれません。
彼に一体何があったのか。
奥の崖の上に見えるのは灯台……それとも人?
灯台にしては小さいから、人っぽいな。
仮に人だとすると、さらにまた別のエピソードがこの絵画に盛り込まれることになりますね。味わい深い絵画で、個人的にはとても好きです。
3×4(12マス縦向き長方形)の絵画一覧(2種類)
3×3に引き続き、3×4の絵画は全て1.21で追加されたものです。
そのため、元ネタや絵画の元絵は現状すべてわからない状態。一緒に考察をしながら見ていってもらえると嬉しいです。
Backyard(バックヤード)
タイトルの『Backyard』は「裏庭」「背景」「店舗内の売り場ではない箇所」という意味がある英単語です。
絵の内容的におそらく「裏庭」という意味で使われているでしょうが、何か劇的なシーンの「背景」なのかもしれません。
絵画には、左手に大きな門。中央に、人物を背中に乗せた馬らしきものが見えます。
現状、絵画から得られる情報はこれくらいでしょうか。
Pond(ポンド)
タイトルの『Pond』とは池のこと。
池?に半身を沈めたガイコツの側に女性がしゃがみ込んでいます。一見すると砂に埋まっているようにも見えましたが、女性の姿が逆さの像となって映っているのを見ると、ガイコツが沈んでいるのは水面なのでしょうl。
一体、どういうシーンなんでしょうか。女性とガイコツの関連性が気になります。
4×3(12マス横向き長方形)の絵画一覧(2種類)
Donkey Kong(ドンキーコング)
タイトルの通り、元ネタはドンキーコング(初代アーケード版)ですね。
Skeleton(スケルトン)
アメリカ初のwindows向けアドベンチャーゲーム『Grim Fandango』が元ネタとされていますが、シンプルに、ボートに乗ったマイクラのスケルトンという説もあるそうです。
4×4(16マス正方形)の絵画一覧(5種類)
Pointer(ポインター)
1984年のアメリカ産ゲーム『カラテカ』が元ネタ。元ネタの主人公は白髪ですが、この絵画では黒髪になってます。
カラテカのと大きな手の指が触れ合っているモチーフは、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画との説があるります。
ゲームが元ネタでも、モチーフはあくまで絵画ってわけだ。
が! 僕は異論を唱えたいです。
というのも、『カラテカ』はもともと「ATARI」というゲーム機でプレイできたんですが、ATARIを作ったゲーム会社「ATARI」は、映画『E.T』のゲームを作っているんですよね。
カラテカの指と指と巨大な指とが触れ合うという構造は、このシーンのオマージュでもあるんじゃないかなと。
ちなみにATARIの『E.T』は「史上最低のゲーム」と評されるほどのクソゲーだったそうです。
世界で一番売れたゲーム(minecraft)が世界一のクソゲーを煽ってる説……?
また、『カラテカ』はATARIの後にファミコン版にも移植されています。
任天堂との関わりも少なからずあることから、スマブラのマスターハンドが元ネタ説も個人的にはちょっと推したいです。
両者とのサイズ感もピッタリだしな!
あなたは何が元ネタだと思いますか?
Pigscene(ピッグシーン)
キャンバスの中の豚を指差している少女の絵です。オリジナルの絵では、キャンバスにはRGBカラーモデルの赤、緑、青の三原色が描かれています。
Burning sukll(バーニングスカル)
まだピクセル化された炎のシリーズです。そして頭蓋骨も、マイクラ絵画ではモチーフになっています。
Orb(オーブ)
絵画の中央に発行するオーブ。そのオーブが辺りを照らしています。
Unpacked(アンパックド)
マインクラフトの風景画。小さな山と海(川?)と水に浮かぶ豚らしき動物が描かれています。
タイトルの『Unpacked』とは、すでに梱包を解いてある、という意味。これは完全な想像ですが、「マインクラフトとというゲームを購入して、ダウンロードして、解凍して(開梱して)、初めて目の前に広がった景色」みたいなイメージの絵だったら、ワクワクしますね。
あの日の感動が、今ここに蘇る……
(マイクラ歴10年)
まとめ
今回はマイクラの絵画についてまとめてみました。いかがだったでしょうか。
記事の感想や「ここってこうなんじゃない?」って思ったこと、間違ってる点などがあったら、コメントで教えていただけると嬉しいです。
ちなみに今回の記事、画像や情報の収集から説明含め、とても制作に時間がかかりました……
もし少しでも面白かったら、ぜひSNSなどでシェアしてくれると励みになります。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
参考サイト
◼️Minecraft Wiki
https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/%E7%B5%B5%E7%94%BB
◼️MINECRAFT JAPAN WIKI
https://minecraftjapan.miraheze.org/wiki/Tricky_Trials
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